書くべきものは文房具と雑貨を紹介するテキスト(カクテキ文具館)

お気に入りの文房具や雑貨を紹介するブログです

マッサージグッズは「やわこ」があればもう十分だと思う

 観光地の旅館につくと、仲居さんの入れてくれたお茶を飲むのもそこそこに、まずたいていの部屋においてあるツボ押しグッズを試してみるのが習いとなっている。

 もちろん風呂上がりには、コイン式のマッサージチェアでリラックスするのである。マッサージの人を呼んだりマッサージ屋さんへ行くのは好きではないので、「器具でコリをほぐす」のが好きなのだと思う。

 

 そんな私が最近ハマっているのがこれ。小さいのが「やわこ」、大きい方は「MAXやわこ」という。中空のプラスティックで新品の硬式テニスボールくらいの硬さである。

(同じ形でもう少し硬い「かたお」というのもあって、青竹踏み代わりに使うならそっちの方がいいかもしれない。)

 

 使い方は簡単。首の下や腰の下の置いて、仰向けに寝っ転がるだけ。これがとてつもなく気持ちいい。コリもほぐれて、骨の合わせ目までが伸びる気がする。

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 私は近所のドンキで買ったんだけど、近ごろは家電量販店とかいろんなところで見かけるので、肩こりや腰痛なんて無縁だよーという人にも勧めておく。安いし。

 いやもう試してみてこれホント気持ちいいから。

 

やわこ:La-VIE公式オンラインショップ‐AUSSIE、La-VIE(フィットネス・健康器具)の通販‐

アウロラ・オプティマ・クラシックという万年筆

 私が今使っている万年筆のうちで、最もお気に入りの一本である。

 イタリアのアウロラという筆記具メーカーの看板とも言える一本である。アウロラは、1920年代に万年筆メーカーとして名を馳せたイタリアの老舗である。

 私の持っているこれは、30年代からあるオプティマシリーズの流れをくむデザインのモデルであり、だからだろう、名前にクラシックとついている。

 

 写真が拙くて申しわけないが、軸の素材はセルロイドに似たアウロロイド樹脂というものが使われている。色や模様に深みがあって美しいだけでなく、材質が軽いために、軽快に使える感じがするところもよい。

 

  インクは吸入式。先端をインク瓶に入れて、尻の先端を回すことで胴軸に内蔵されたピストンが上下して、インクを吸入・保持するタイプである。

 インクは買った当初より、アウロラ純正の青インクを使っている。私はこれ以上美しいロイヤル・ブルーを知らない。インクの話はまたの機会に譲るけれど。

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 ペン先の太さはF(細字)。海外製の万年筆は、概して国産より描線が太い傾向にあるが、アウロラはそれなりに細い字が書ける。

 

 長年使っているので、ペン先はすでに私の筆記のくせに合ってしまっていて、ため息が出るほど書き味がいい。インクフローもペンクリニック(そういう催しがあるのだ)で多めに調整してもらったので、いい紙のノートだといつまでも書いていられる気がする。

 

 私はこれを、東京出張の折に御徒町のガード下で買った。ダイヤ商会という、マニアには知られた店だったと思う。にぎやかな女将と万年筆の話で盛り上がったことを懐かしく思い出す。

真鍮製の文房具は黄金色に輝く

 真鍮製の文房具が好きだ。新品の時の黄金色に輝く様子も素敵だし、使い込むと表面が酸化してして古びた様子になるのもいい。

 手持ちの真鍮製の文房具はこんな感じ。

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 左上の文鎮は、中学生のときに技術家庭の授業で棒材から作ったもの。ペンケースとものさし、文鎮のすぐ下の万年筆は、トラベラーズカンパニーのシリーズ物。ライフルの銃弾のようなものはフィッシャーのスペースペン(これは本物の薬莢を使っている)。

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 ペンケースに納めるとこうなる。ひやりとした手触りとずっしりと持ち重りのする感じがいい。ただ、持ち歩くとガチャガチャやかましいので、机上用にしておくほうが無難かもしれない。